現役時代は受験勉強にしっかりと取り掛かれていなかったため真っ新な状態から受験勉強を開始します。理系単科の難関大学である名古屋工業大学を第1志望とするも数学が苦手で数学Ⅲ・物理に関しては未学習という状況ですが1つ1つ丁寧に解くことで吸収していき名古屋工業大学 工学部 電気・機械工学科に無事合格を成し遂げました。
名古屋工業大学
名古屋工業大学はその名の通り愛知県名古屋市に本部を置く工学部1つのみで構成された理系の国立大学です。偏差値は47.5~57.5で今回は57.5と大学の中でトップの偏差値を誇る学科に合格を収めました。総学生数は4,065名と少数精鋭。工学部1学部・10学科で構成されているため工学に関する深い知識を身に付けることができるのはもちろんのこと、自分の興味・関心のある分野に関しての学びを徹底的に深めることが可能です。
「ものづくり」「ひとづくり」「未来づくり」の3つに重きを置いた長い伝統・歴史のある大学で広大なキャンパスには研究・学びを深めるための施設・設備が非常に充実しており技術力のある人材を多種多様なフィールドに輩出していることでも有名な大学です。またトヨタグループを始めとした大手企業から地元企業とのパイプが強いうえに就職率は98%を超えており資格・受験資格を得ることのできる学科もあるため将来を見据えて入学を希望する学生も非常に多いです。
勉強の習慣がない状態で入塾
現役時代はあまり勉強に取り組んできませんでしたが理系の難関大学である名古屋工業大学を第1志望校に設定。しかし受験科目でもある数学Ⅲと物理は未学習の状態で数学に関しては苦手科目でもあります。全科目真っ新な状態から受験勉強を始めるには集団授業や映像授業ではなく個別指導でないと志望校合格は不可能であると考えた結果武田塾に入塾しました。2月26日に初回の授業を行いますが本当に自学自習の習慣がなく、勉強をしてこなかったため問題の解き方や読み方を教わるのではなく武田塾の暗記法から1週間の勉強方法を1から丁寧に教わりました。
最初に武田塾の特訓を開始した際は大量に出される宿題の量に驚愕するも使用した参考書は自分の実力に合った難易度だったので量が多いいだけで勉強時間の確保さえできてしまえばこなせる感じでした。早い段階から勉強のリズムをつかむことができ始め、実力も確実に身に付き始めます。今まで勉強をしてこなかっただけで苦手であったり、勉強ができなかったわけではない様子。やったらやった分だけしっかり身に付いたおかげで結果も出せるようになりました。
第1回武田塾模試から高い成績を収める
第1回武田塾模試では高い成績を収め、早い段階から特訓の成果が目に見えるようになります。
第1回武田塾模試
英語(リーディング)：70.5
英語(リスニング)：64.5
数学ⅠA：63.8
数学ⅡB：62.6
国語：57.8
物理：61.9
地理B：60.5
もともと高い成績を誇っていた英語は武田塾で特訓・対策をしなくても偏差値70を超えています。それ以外の科目も全体的に高い偏差値を収め、志望校である名古屋工業大学はA判定。範囲が狭い科目もあるためこのままでも合格できるというわけではありませんが1回習ったところは確実に身に着いており、確実に点数を取れているという事がわかりました。
夏に日大レベル突破
夏に入ると数学は日大レベルを1発満点合格で突破し、地方国公立レベルに突入。数学に続き9月の終わりに物理も日大レベルを突破しました。化学の代わりに英語の受講を開始し、英語は12月に日大レベルを突破します。英語は勉強をしなくても成績が高く、いい点数を取れていたため追加はしたものの理系メインで特訓を続けます。
夏以降は共通テスト対策も兼ねて共通テストの予想問題とセンター過去問を解きながら並行して赤本にも取り掛かります。未学習で初めて勉強を開始した数学Ⅲも最初は参考書やテキスト・解答を見てもさっぱりわからない状態でしたが担当の先生に1つ1つ丁寧に教えてもらい習った範囲の復習をしっかり行ったことで解けるようになりました。今でも数学は苦手科目ではありますが足を引っ張らない苦手科目まで成長しました。
物理も未学習で受験直前に学び始めたため『物理のエッセンス（力学・波動）』を活用して物理に対して興味を持たせるところから始め、基本を正確に短期間で理解します。未学習ではあったものの勉強を始めてみたら好きな科目になり、得意科目までもっていくことに成功しました。
受験直前で受験生生活が安定しいざ本番
受験勉強を開始しても夜更かししたり、朝起きれなかったりと規則正しい生活を送ることができていなかった日々が続きますが受験直前期の11月に受験生としての生活が安定し始めたため宿題だけをこなすという生活から宿題以上のことをこなしたりと勉強にも今まで以上に本腰を入れて最後の追い込みに取り掛かりました。
国立大学では共通テストが第1次試験になり、今回の共通テストの結果は70%ちょっとで予定より低い点数を取ってしまいました。化学と地理で失敗してしまい予定より低い点数になってしまうも国立大学に勝負できる点数ではありますが第2次試験でリカバリーが必要です。2次試験本番直前までは理科・数学の理系科目メインで英語の対策はあまり行いません。実際の試験では数学の手ごたえを感じることができず不安になりますが無事に名古屋工業大学 工学部 電気・機械工学科に合格を成し遂げました。
理系が苦手で理系の難関大学名古屋工業大学に合格 | まとめ
理系の科目が苦手で、高校生時代は数学Ⅲ・物理ともに未学習の状態です。現役時代にまともな受験勉強をしてこなかったものの浪人をして理系の難関大学である名古屋工業大学に挑戦。勉強の習慣がついていないため武田塾の特訓で出される宿題の量に驚愕するも四苦八苦しながら必死についていきます。現役時代は勉強をしていなかっただけであって勉強ができない・苦手という訳ではありません。やったらやった分だけ身に付き結果も出せるようになるまで成長します。
苦手な数学で躓いたものの1つ1つ丁寧に理解し、自分のものにしていきます。赤本と参考書をメインに最後まで諦めずに勉強と向き合うことで苦手を克服し志望校であった名古屋工業大学 工学部 電気・機械工学科に合格を成し遂げました。
